鉄路の風土記

鉄道写真を撮りながら旅した記録

懐かしい写真 185系あまぎ色

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東海道線 早川ー根府川(石橋鉄橋)

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東海道線 真鶴ー根府川(江の浦俯瞰)

 

今もやっぱり乗り物写真全般、中でも鉄道写真が好きなわけですが、今よりも「鉄道車両」に重点を置いて撮っていた時期がありました。その時、何よりも気に入っていたのが国鉄特急色という赤とクリームのツートンカラーの車両。今はもうこの色の列車はほとんど残っていませんが、私もまだ高校生だった当時はまだそれなりに残っていました。ただ、その時に残っていた車両のほとんどは福島、北近畿、北陸など遠方のものばかり。そんなころ、地元にほど近い路線に国鉄特急色っぽい列車がやってきました。それが185系あまぎ色。

近いといっても自宅からは数時間かかる距離だったこと、受験期が重なったこと、当時学生でさほどお金がなかったこともあって多くは撮れていません。ただ、185系引退で真っ先に思い出したのが「あまぎ色」だったくらいには鮮烈な印象のある車両でした。

このあたりで撮るときはいつも、直売のミカンをほおばりながら、根府川の周りを一日歩き回っていたのをよく覚えています。