斜光線とSLやまぐち号
初めてSLやまぐち号を撮影しました。
4月に関西に引っ越して4ヶ月、せっかく(関東よりは)近くに住んでいるのだから、一度撮影に行きたいと思っていました。
AT解除講習の練習(4年間で身についたハンドルの持ち方や確認方法の癖が教官の不興を買っていたので、教習所っぽくしたかったのです……)も兼ねて、長距離ドライブでの撮影行を計画。
岡山で伯備線を撮り、島根で一畑電車を撮影し、出雲大社に参拝。最後に山口に向かい、蒸気機関車を撮影するというプランでした。途中、トラブルによる宿泊地の変更はありましたが、概ね予定通り遂行できました。
写真は上りSLやまぐち号を長門峡にて撮影したものです。時系列的には今回の撮影行の後半の写真となります。長門峡は下りの有名撮影地ですが、実は上りでもポイントが存在します。午後の斜光線に照らされるC57 1は迫力と気品があり、まさに「貴婦人」でした。SLの醍醐味は立体感ある煙と美しい蒸気機関車のフォルムであると強く感じた1枚になりました。
